今回は、訪問看護師の職場の種類と内容についてご紹介します。
訪問看護ステーションなどの一般訪問看護師
これは最も一般的なタイプで、様々な健康状態の患者を訪問し、日常的な看護ケアや健康管理、リハビリテーション支援などを提供します。
訪問看護ステーションには訪問看護業務を行う看護師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの医療関係者が所属する事業所です。訪問看護師の多くは、訪問看護ステーションで働いています。
専門訪問看護師
特定の医療分野に特化した看護師で、例えば糖尿病患者、がん患者、心不全患者など特定の疾患を持つ患者に特化したケアを提供します。
在宅ホスピス看護師
末期がん患者や終末期の患者を対象に、緩和ケアや家族へのサポートを提供します。患者の症状管理と精神的なサポートに重点を置いています。
精神保健訪問看護師
精神疾患を持つ患者を対象に、日常生活のサポート、薬剤管理、危機介入、家族への教育とサポートなどを行います。
小児訪問看護師
新生児や小児を対象に、在宅でのケア、発育のモニタリング、親への健康指導などを行います。
産科訪問看護師
出産後の母親や新生児を対象に、母乳育児の支援、新生児ケア、産後の体調管理などを提供します。
